About Benevolent Basses

Benevolent Basses(ベネボレントベース)

韓国の製作家Jaeyoung Jung(チョン・ジェヨン)氏は大学でベースの演奏を専攻していましたが楽器製作に興味を持ち、 卒業後にアメリカのRoberto Venn School of Luthieryに入学しました。

この学校ではNikola Adamovic氏を始め多くの製作家が学んでいます。

そこで楽器製作を学び初めて製作したのはホローボディーの楽器で、 以来Benevolent Bassesのコンセプトのひとつとしてホローボディーにこだわって製作しています。

卒業後にアメリカの有名楽器製作家の元で働く事を希望しましたが、 ビザの問題で帰国を余儀なくされました。

帰国後にオリジナルの楽器のデザインを始めBenevolent Bassesをスタートさせました。
Jaeyoung氏とやり取りしていると楽器製作への情熱と他の製作家への敬意を感じます。

Benevolent Basses

現在のラインナップは2モデルで、5、6弦フレッテッド専用のCarnivalと4、5弦フレットレス専用のBenevoloです。


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Carnival

Carnivalは、大きな3つのコントロールノブがデザインの一部となっています。

PUはイタリアのMAMA Pickupのハムバッキング、塗装はセラックニスです。
製作可能なスペックは、32"、33"、34"、35"スケール、弦間16mm、17mm、18mm、19mmピッチです。

24フレットが基本ですがオプションで28フレットの製作も可能です。

Ovangkol指板、Alderボディー、Maple 3Pネック、Spruce、Cedarトップが標準ですが、オプションでWenge、Pau Ferro、Ziricote、Ebony指板、Ash、Walnut、Mahogany、Sapeleボディー、5P、7Pネックの製作も可能です。

オプションのトップ材は、Burl Maple、Walnut、Redwood、Holly、Koaです。


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Benevolo

Benevoloは、エレクトリックベースでコントラバスの音色を狙ったモデルです。

4弦はイタリア語の4を意味するQuattro、5弦は同じく5を意味するCinqueがモデル名に追加されます。
(Benevolo Quattro、Benevolo Cinque)

2022年のリニューアルよりアンダーブリッジタイプのオリジナルピエゾPUが標準になりました。パッシブタイプのピエゾでゲインが低いので、アウトボードプリアンプをお使い下さい。

Alderボディー、Maple 1Pネック、Ebony指板、ナチュラルカラーが標準ですが、オプションでMahoganyボディー、Maple 3Pネック、Mahogany 1Pネック、Contra Brown、Dark Redカラーに変更可能です。
トップ材はSpruceとCedarのどちらかを選択出来ます。


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